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自学自習力を高める、学習のトレーニング教室

公文式の特徴

個人別・学力別学習とは?
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  • ・一人ひとりの子どもの「学力に応じた学習」 を行う。それが公文式の個人別・学力別の学習法です。子ども(学習者)の学力は、それぞれの素質やそれまでの環境によって一人ひとり違います。
    年齢が同じというだけで学習内容を統一すれば、ある子にとっては難しすぎて自信を失わせたり、他の子にとっては簡単すぎて退屈だというようなことがどうしても起こってきます。
    学習を始めるにあたっては、一人ひとりのその時点の学力に応じた内容を与えなければならないのです。公文式では、学習を始める時点での一人ひとりの学力はもちろん、学習開始後のそれぞれの習熟度に応じて学習を進めていきます。

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  • ・公文式では、確実に100点を取れる段階の教材から出発し、常に自分の力にあった教材を自分のペースで解き進めることで、学ぶ楽しさとできる喜びを育みながら学力を高めます。
    これを公文式では「ちょうどの学習」と呼んでいます。
    この、それぞれの子どもに「ちょうどの学習」により、年齢別による一斉授業の同一カリキュラムでは飽き足りない子も、学力不足で授業についていけない子も自らの能力を最大限に伸ばしていくことができるのです。

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  • ・公文式教室で学ぶ子ども達は、年齢や学年にこだわることなく、自分の力でらくにできるところからスタートし、その子一人ひとりのペースで進んでいきます。 ですから小学5年生でも6年生でも、あるいは中学生でも、必要と判断すれば、たし算から学習を始めますし、逆に小学生だからという理由だけで、方程式以上の数学の内容を学習しては駄目などと足踏みさせることもしません。
    自分の今の学年相当より下のらくにできるところから学習を始めた子ども達も、ちょうどの学習を続けることにより学年相当のところに追いつき、その後は学年を越えて、学校ではまだ習っていない未知の内容を自分の力で進んでいくようになります。
    そして2学年、3学年分先へ進んでくると、子どもは学力ばかりでなく自主性、積極性がつき、挑戦力など他の能力においても、めざましい進歩を見せるようになります。

教材はどのように構成されている?
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・自学自習をしやすいかたちで作られています。
公文式学習とは、解き方を教わるのではなく、自分の力で教材の問題を解く学習法で、「やればできる」という自己肯定感を育み、未知の領域にも、自分から挑戦する力を培います。公文式は、一人ひとりの「可能性の追求」を目指す教育です。

「算数・数学教材」と「言語教材」で「高い学力と自分で学ぶ力」を同時に養います。
算数・数学教材

「算数・数学教材」は自習によって、高校数学の学習課題を習得できることを目指した教材です。高校レベルの微分積分の習得に欠かすことのできない加減乗除や分数の計算や、方程式・因数分解・関数とグラフなどの代数式の計算を中心に教材は構成されています。また小学生以下の子どもでも自習で無理なく微分積分を目指せるようにスモールステップで難易度が高くなるようにつくられています。

言語教材

「言語教材」は、自習によって、外国語の高度な読解力を養成する教材です。各種音声機器を使って、単語や文をリスニング・復唱するところから始まり、音読をしながら文法を体系的に学習します。基本的な文法を習得した後は、長文読解学習に進みます。平易な文章から古典的名作まで、様々なジャンルの文章を読みながら、豊富な語彙と高い読解力を身につけます。日本人向けのフランス語教材、ドイツ語教材、外国人向けの日本語教材などがあります。

日本の英語教材とは?

教材を読み進めながら、練習を積み重ねることにより母語と異なる未知の言語、英語の「聞いてわかる力=リスニング力」「読んでわかる力=英文読解力」を養います。そして、その力をもとに、国際社会で活躍できる高度な英語力を身につけていきます。

日本の国語教材=母国語教材とは?

自習によって、高度な読書能力を養成する教材です。身近な言葉の中で文字を、また文の中で新しい言葉を学ぶところから始まり、一文レベルの読解、さらにはパラグラフの読解を経て、「縮約」という文章を丸ごと縮める練習まで系統的に読解力を高めます。そして最終的には、批評の観点で古今東西の名作を読み、その内容について深く考える思考力を養います。

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  • また、様々なジャンルの本を読みやすさの順に配列した「くもんのすいせん図書一覧表」を活用した読書推進活動も行っています。
    読書こそ学びの根源です。
    いろいろな人生があり、様々な社会の仕組みがある――そのことを、読書を通して知り、自分の人生に夢や希望、目標を見出していくことができるように、KUMONは子ども達に豊富な読書経験を積んでほしいと考えます。
    そこで公文式国語は、高度な読解力を培いながら、どんな文章にも臆することなく挑戦し、生涯学び成長するために欠かせない読書力を養うことを目標としています。

スモールステップ方式って何?

KUMONの教材は、一人ひとりが自分の力で学習を進めていけるように、やさしい教材から高度な教材へ、非常にきめ細かなスモールステップで構成されています。
たとえば算数・数学教材の場合は、小学校入学前のレベルから高校数学レベルまで5000枚以上。スモールステップだから、少しずつ着実に、自分の力で進めていくことができます。

5つの工夫は・・・

らくに解ける問題からステップアップ!

速く正確に計算できるようにする。

力がついたことを実感しながら次に進む。

自分で考えて訂正する。

自分の力で例題から学ぶ。

5つの工夫だけでなく、小学校入学前から高等数学レベルまで、スモールステップの1枚1枚の教材には、様々な工夫がされています。

指導者の役割とは?
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  • 子ども一人ひとりの可能性を限りなく引き出す存在。それがKUMONの指導者です。
    指導者の役割は、子ども達一人ひとりの学力を見極め、常にその子にあった教材で学習を進めていけるようにすることです。
    子ども達が毎回「できた」という達成感を持ち、学習する「楽しさ」を実感し、能力を自ら高めていけるようにサポートします。
    そのためには、指導者自身がその子どもの学習状態を通して「子ども自身の変化や成長の兆し」を敏感に感じ取り、次の指導に役立てていくことが求められます。指導者もまた「子どもから学んでいる」のです。

入会時

入会時に行う学力診断テストの結果を参考に、その子どもが学習する「楽しさ」を実感できるよう、確実に100点を取れる段階の教材を学習の出発点に定めます。
そしてその出発点から、その子どもをいつまでに、どこまで伸ばすかを立案します。このことをKUMONでは「見通しを立てる」と呼んでいます。指導者は、常に子ども達一人ひとりに見通しを持って指導にあたっているのです。

生徒の指導

成績表の記録・解答済みの教材・学習中の観察をもとに、当日の学習時の状態を予測し、その子が自分の力で進んでいけると判断した教材をセットして渡します。
教材の新しいステップに進んだ子や最近学習のペースが落ちている子などには、学習前に声をかけて、その日の学習の仕方や課題についてアドバイスします。

学習中

学習中の子どもの様子を観察し、必要に応じてヒントやアドバイスを与えます。
また、教材を解き終わった子ども達の答案を採点します。
間違いは、すぐに解き方や答えを教えるのではなく、ヒントを与えて、間違えた箇所や理由を、その子ども自身が発見できるようにします。

学習後

学習終了後は、その日の学習結果を確認して、ほめたり、励ましたり、学習意欲を高めるように子どもに話をします。
そして、家庭で学習する教材を渡し、家庭での学習についてアドバイスします。
学習者の学習状況を成績表に記録し、その子どもが次にどのような進め方をするのがよいか検討し、学習計画を最適化します。
入会時に立てた見通しについても、定期的に見通しの点検を行い、必要に応じて見通しを修正したり、指導の仕方を改善したりしていきます。
公文式学習で子どもの能力を伸ばしていくためにも、保護者の協力は欠かせません。
指導者は、保護者との日常のコミュニケーションや個別面談で、家庭学習の様子や課題を聞き出し、学習状況だけでなく将来にわたっての学習計画をわかりやすく伝えることで、相互の理解を深めながら、一緒にその子どもの可能性を広げ、能力を伸ばしていきます。
※学習前から学習後まで、これらのプロセスを日々繰り返しながら、子ども一人ひとりの可能性を限りなく引き出す存在。それがKUMONの指導者です。

研鑚活動

子ども達一人ひとりにあった教材を選び、彼らがその教材を意欲的に解けるようにするために、日々、指導法の研鑚に励みます。
また、KUMONが主催する各種講座に参加して、指導技術の向上に努めています。
さらに、指導者同士が集まって互いの指導技術を学び合うKUMONの研究大会は、国単位/地域本社単位/世界規模で行われています。こうした学び合いを通して、KUMONの教材や指導法は絶えることなく改良され続けているのです。